ハワイアン工務店の家は、どこまでプロに任せるか選べる家。
その考えの根底には、
できるだけ自分たちの家は
自分たちで管理出来るようになった方がいいと思うから。
これからは家にお金をかけるのではなく、
ライフにお金をかけて欲しい。
家の借金を返すために必死で働くのではなく、
豊かで幸せな暮らしを送るために無理なく働く。
だから家にそんなにお金をかけてほしくないんです。
具体的な話をすると
基礎や屋根・外壁・構造躯体・電気工事・水道工事など
どうしてもプロにお任せしなければいけないところはプロに。
そうでもないところは
自分たちで作ってしまえばいいんじゃないの?
という発想です。
できるだけ家を安く仕上げるために。
家にはタイプがあります。
高気密高断熱で極力窓を少なくした「冬型の家」と大きな窓を有し開放的な「夏型の家」。
日本古来の家は基本的に「夏型の家」でした。
しかし、北欧スタイルの家やデザイナーズ住宅などが流行することによって窓が小さく、庇(ひさし)が短い家が日本でもてはやされるようになりました。
しかし、日本の古来の家屋はクーラーのない時代にいかに夏を涼しく過ごすかという工夫が満載です。
冬は囲炉裏のそばにいればいいし、寒ければ厚着すればいい。
温暖化の影響でどんどん熱くなってきます。これからはやはり「夏型の家」のがいいと思います。
アメリカの人たちは、自分の家のメンテナンスは基本自分たちで行います。基本メンテナンスが必要なのは塗装です。
外壁や内壁。ここを定期的にメンテナンスできれば家は常に新しい状態で保てます。
だからホームセンターには色々な物が売っています。
日本では家を自分でメンテナンスするという考えがないです。
その原因は、家は車と同じ大事な資産。
傷つけたくないという発想なのか?
いずれにせよ文化が違います。
一度ハワイで木工事をしたことがあるという建築関係で働く知り合いの人が言ってました。
「ハワイの職人さんたちは、すーっと仕事に来て、すーっと帰って行く」
時間の使い方がとってもまったりなんだよね。
せこせこ一生懸命働くのは日本人だけ。
いつできるかわかん。
これがハワイスタイルなんやなって思った。
ハワイアン工務店のスタイルも自分たちで作るスタイル。
休日に仕上げるでもいい。
住みながらゆっくり作り込んでいく形でもいい。
いつ出来るかは自分たち次第。
そこがハワイアン。